講演の目的

国連ICG(International Committee on GNSS)は、世界の衛星測位を平和裏かつ持続的に利用するための委員会です。その活動を推進するワーキンググループの中に、衛星測位の応用を広めるための活動を推進するApplication Subgroup(以下、AppSG)があり、日本が共同議長を務めています。AppSGでは、国連の目標である持続可能な開発目標(SDGs)の実現と地球温暖化による影響緩和に役立つ衛星測位利用事例を集めて世界に発信する事を目的として、 “GNSS Applications: for Present and Future” というタイトルのBookletの発刊に向け、鋭意、事例の収集を行っています。今回の講演では、皆様方が事業で実際に使用中の衛星測位の応用事例を発表頂き、このBookletの中で紹介し、SDGsの実現や地球温暖化影響緩和に有益な日本の衛星測位利用最先端事例を世界に向けて発信し、アピールすることが目的です。

この講演会では、みちびきの各種サービスの応用事例に留まらず、コード測位、搬送波測位、D-GNSSやRTK等の高精度測位を用いた社会実装事例の中で、省エネルギー、漁業・養殖・畜産を含む農林畜産業効率化、スマートモビリティを含む輸送効率化、IT施工、気象観測、災害対策・災害被害緩和を含む災害管理に直接的、間接的に貢献する事業事例を発表頂き、国連活動への貢献と日本の技術力・応用力の高さの誇示を世界に示したく思います。

是非、趣旨にご理解を賜り、多くの事業事例のご講演を賜りますよう、お願い申し上げます。

講演会の概要

  • 名称:SDGs達成と地球温暖化影響緩和に貢献する衛星測位応用事例講演会
  • 開催日時:2022年12月13日(火)開場13:20、講演14:00~17:00
  • 開催形態:機械振興会館(B2)ホール及びオンライン(MicrosoftTeams)参加のハイブリッド形式
    (機械振興会館アクセス方法 http://www.jspmi.or.jp/kaigishitsu/access.html)
  • 主催:一般財団法人 宇宙システム開発利用推進機構(J-spacesystems)、高精度衛星測位サービス利用促進協議会(QBIC)
  • 講演時間:15分/件 ※変更の可能性があります。
    • 使用言語:日本語、英語どちらでも可
  • 講演者のメリット:
    • 皆様の製品・サービスを活用事例と講演者が所属する団体名を含めて共に世界に無料で宣伝できます。
    • 講演内容はQBICのHP上で視聴できるようにする予定ですので、引き続き、広報に活用ください。
  • Booklet掲載について
    • 講演内容は基本的にアプリケーションブグループから発刊予定の国連文書に掲載されることを前提とし、当財団にて英文化して講演者(企業)の承認を得た上で、当AppSG定例会議における発表(講演者からの発表、AppSG関係者の代理発表の何れか選択可能)後、2023年内に発刊予定のBookletに無料で掲載される予定です。

講演者応募要領

  • 講演者応募締切:12月9日 、ただし講演タイトル(仮題可)等必須項目は11月29日までにお願いします(講演タイトル等は後日修正が可能です)。
  • 参加費:無料
  • 申込多数の場合等、必要に応じて事務局にて選考・相談させていただきます。
  • 次のボタンをクリックして応募ください。

問合せ先

e-mail: qbic@jspacesystems.or.jp